韓国ドラマ制作会社 Astory インタビュー 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」コレクション

The Sandbox(以下、S):
まずは自己紹介をお願いします。

リ・ヨンファ プロデューサー(以下、リ):
こんにちは。Astory のチーフプロデューサーのリ・ヨンファです。「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の制作全般を指揮しています。本日はお会い出来て光栄です。

S:ドラマシリーズ制作にあたって何を大切にしましたか?

リ:プロデューサーとして「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のファンになってくださった世界中のファンに対してこの場をお借りしてお礼を申し上げます。多様性を重視したコンテンツを提供することでファンの皆様にドラマを楽しんでいただくことを常に考えながら制作に携わりました。

ドラマの主人公であるウ・ヨンウは自閉スペクトラム症を持つ弁護士であるというユニークなコンビネーションで注目されます。「人と違うこと」の意味、そして「人と違うこと」への理解を共感と好意という表現を通じて視聴者の皆様に理解を深めていって欲しいという気持ちで制作しました。また、受動的にこのドラマを見ていただくというよりも「ウ・ヨンウ」の世界に入り込んで見て欲しいという気持ちで制作しました。

S:「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」アバターコレクションを制作するにあたり、最も大切にしたことは何ですか?

リ:アバターコレクションを制作する際のメインの目標は視聴者の方々が「ウ・ヨンウ」のキャラクターになりきってドラマに入り込めるようにするということでした。そのためボクセルを使ったThe Sandbox のメタバースの世界でウ・ヨンウのキャラクターを忠実に再現することを最重要視しました。

S:「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」アバターコレクションを通じてファンに何を届けたいですか?

リ:コレクションではドラマに出てくるウ・ヨンウのクローゼットにある洋服だけでなく、彼女の独特なジェスチャーや動きも忠実に再現するように時間をかけて制作しました。例えばウ・ヨンウの親友であるトン・グラミとのアイコニックなグリーティングシーンにファンが直接入り込めるように、メタバース内で新しい友達に出会ったら名シーンを没入的に再現できるようにしました。またアバターを使いながら「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の世界観の中でウ・ヨンウになった気持ちで彼女の見る世界を感じていただくことができるように制作しました。ドラマの名シーンを忠実に再現したクエストに出発してドラマで見たあの街並みやシーンをボクセルの世界で是非体験してください。

S:アバターコレクションの制作にはドラマのプロデューサーとしてどのように関わりましたか?

リ:「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」アバターコレクションの制作にあたりドラマ全体を再度細かい部分も含めて復習することからスタートしました。ウ・ヨンウを忠実に再現するためにドラマを何度も見返して、登場シーンで彼女が身に着けているものや彼女の独特なジェスチャーや動きをを詳細に書き留めました。ドラマのプロデューサーと緊密にコラボレーションしながら、目に留まったものを常に情報交換したり、アバターを通じてファンに愛されているキャラクターをどうやって形にしていくか、そしてファンにとって何か新しい発見があるように制作に関わりました。

S:アバターコレクションに対するチームの反応はいかがですか?

リ:ウ・ヨンウがボクセルのアバターに変化しても、細かいディテールを再現しながら制作をしたのでボクセルバージョンのウ・ヨンウはパラレルワールドから来たウ・ヨンウのように感じたようです。ヨンウの動きやジェスチャーがボクセルで3Dになるともっと可愛いくて魅力的に見えてキャラクターに新たな一面を発見したと言っていたチームメンバーもいました。


S:コレクションの中でお気に入りのアバターはありますか?

リ:個人的にはクジラアドベンチャーセットがお気に入りです。

ヨンウとハンバダのメンバーが済州島を訪れた時、ホエールウォッチング(クジラを観察するツアー)をしている際に彼女が来ていた洋服がとても可愛いと思いました。その時の可愛さがアバターに忠実に表現されていると思いました。


S:それでは最後にThe Sandbox のユーザー及び「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のファンに向けて一言いただけますか?

リ:「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のファンの皆様、そしてThe Sandbox ユーザーの皆様、ウ・ヨンウとドラマの世界観をより感じていただくことができるアバターを是非体験してみてください。また次のシーズンでは様々なコンテンツを考えていますので、そちらも是非ご期待ください!

詳細はこちらの記事からご覧いただくことができます。